コラム公開のお知らせ
長瀬総合の法務コラムサイト「企業法務リーガルメディア」にて、使用者側の人事労務に関するコラムを公開いたしました。
■ 【国際取引契約】準拠法と裁判管轄の選定で失敗しないために|グローバル契約のリスク管理と紛争解決法
グローバル化が進む現在、多くの企業は海外の取引先と契約を締結する機会が増えています。しかし、国際取引には各国の法体系や文化、商慣習が入り混じるため、紛争リスクが高まりやすいのが実情です。その際、契約書で準拠法(どの国の法律を適用するか)や裁判管轄(どの国の裁判所・仲裁機関が紛争を扱うか)を明確にしないと、後に多大なコストと時間がかかる紛争に発展する可能性があります。
例えば、日本企業が欧米企業と契約を結ぶ場合に米国法や英法を準拠法とするケースがある一方、紛争が起きれば米国での訴訟費用が膨大となり、企業経営に深刻なダメージを与えかねません。本記事では、国際契約書における準拠法・裁判管轄の設定方法や、仲裁条項の活用など、グローバル契約で必要な法的リスク管理を解説します。