労働に関するトラブルは、適切な手続きを選択することが大切です。交渉、訴訟、労働審判の方法を考えてみましょう。
交渉で解決するケース
証拠が堅固で、証拠開示が期待できる場合、交渉によって早期に満額近い残業代を回収できることもあります。
会社からタイムカードを開示させ、計算額のほぼ満額を回収したケース
- 相談内容:一日中休憩なしで働いたが残業代が未払い
- 解決内容:タイムカード開示と交渉により、ほぼ満額回収
手持ちのタイムカードを基に早期回収を実現したケース
- 相談内容:自身のタイムカードを持ち、複数回請求したが無視された
- 解決内容:訴訟の意思示唆と交渉により全額支払い
民事訴訟で解決するケース
複雑な計算が必要な場合は、民事訴訟を検討すべきです。
実際の労働時間算定問題を解決したケース
- 相談内容:移動時間や実際の労働時間が争点
- 解決内容:主張と証拠提出を通じて適正な和解達成
管理監督者の残業代請求を実現したケース
- 相談内容:管理職で残業代無しとされたが疑念あり
- 解決内容:訴訟により実際の権限・実態検証し支払い達成
労働審判で解決するケース
単純な事案や早期解決を望む場合、労働審判が有効です。
手帳のメモによって残業代を支払わせたケース
- 相談内容:タイムカードなしで残業が証明されず
- 解決内容:手帳を基に労働審判で支払い実現
証拠保全によりタイムカードを収集し解決したケース
- 相談内容:会社が証拠開示を拒否する状況
- 解決内容:証拠保全と労働審判でスムーズな解決
これらの事例は、法律事務所としての専門知識を活かして問題解決をサポートする重要な活動です。ご相談はお気軽に。
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